VOICEVOXで音声を書き出そうとしたときに、 「エラーが出て書き出せない」「エンジンの起動に失敗する」 といった問題が発生することがあります。
この記事では、YouTubeのコメントでいただいた質問をもとに、 VOICEVOXで音声を書き出せないときに確認したい対処法を、 スクリーンショット付きで紹介します。
まずはGPU・CPUモードの設定を確認し、それでも直らない場合は、 VOICEVOXやパソコンの再起動などを順番に試してみてください。
VOICEVOXで書き出しエラーが出るときの対処法
エラーの原因はいくつか考えられるため、以下の方法を上から順番に確認してみてください。
① GPUモード・CPUモードを確認する
VOICEVOXにはCPU版とGPU版があります。
公式サイトによると、GPU版は DirectML対応GPUを搭載したWindows PCと、 NVIDIA製GPUを搭載したLinux PCに対応しています。 Mac版ではGPUモードを利用できません。
対応していないGPUでGPUモードを使用すると、 エンジンの起動に失敗する場合があります。
対応環境の詳細はVOICEVOX公式サイトを確認してください。
GPUモードからCPUモードへ変更する
GPUモードでエラーが発生している場合は、 CPUモードへ変更することで改善する可能性があります。
VOICEVOXの「設定」→「エンジン」を開き、 使用するエンジンをCPUモードに変更してください。
※画像は記事作成時のバージョンのものです。 VOICEVOXのバージョンによって、設定画面の表示や項目名が異なる場合があります。
設定を変更したあと、うまく動作しない場合はVOICEVOXを一度終了し、 もう一度起動してから書き出しを試してみてください。
② もう一度音声を書き出してみる
GPU・CPUモードに問題がなさそうな場合は、 同じ音声をもう一度書き出してみてください。
私の環境では、CPUモードを使用しているときに一度書き出しエラーが発生しても、 再度書き出すことで正常に完了したことがありました。
ただし、これはすべての環境で有効とは限りません。 毎回同じ場所でエラーになる場合は、何度も繰り返すよりも、 次の「VOICEVOXの再起動」を試すのがおすすめです。
③ VOICEVOXを再起動する
再度書き出してもエラーが続く場合は、 VOICEVOXを一度完全に終了してから起動し直してみてください。
一時的にエンジンが正常に動作していない場合などは、 再起動によって改善することがあります。
④ パソコンを再起動する
VOICEVOXを再起動しても直らない場合は、 パソコン自体を再起動してみてください。
VOICEVOX公式Q&Aでも、 以前起動した音声合成エンジンが正常に終了せず残っている場合には、 PCの再起動を試すよう案内されています。
⑤ 長い文章の場合はCPUモードも試す
特に長い文章で音声合成に失敗する場合は、 メモリ不足が原因になっている可能性があります。
VOICEVOX公式Q&Aでは、 長いテキストの音声合成に失敗する現象はメモリ不足によって発生することがあり、 GPUモードで発生しやすいと案内されています。
GPUモードを使用している場合は、 CPUモードへ変更してからもう一度試してみてください。
⑥ それでも解決しない場合はログを確認する
ここまで試しても解決しない場合は、 VOICEVOXのエラーログを確認すると原因を探しやすくなります。
VOICEVOXでは、 「ヘルプ」→「お問い合わせ」→「ログフォルダを開く」 からログを確認できます。
不具合と思われる場合は、エラーの内容や使用しているVOICEVOXのバージョン、 OSなどの情報とあわせて公式へ報告するとよいでしょう。
まとめ
VOICEVOXで音声を書き出せない場合は、次の順番で確認してみてください。
- GPU・CPUモードを確認する
- もう一度音声を書き出す
- VOICEVOXを再起動する
- パソコンを再起動する
- 長い文章ならCPUモードを試す
- 解決しなければログを確認する
特にGPUモードを使用している場合は、 使用しているGPUがVOICEVOXのGPU版に対応しているか を最初に確認してみてください。
また、VOICEVOXはアップデートによって画面や動作が変わることがあります。 最新の情報についてはVOICEVOX公式サイトもあわせて確認してください。
VOICEVOXの詳しい使い方を動画で解説
VOICEVOXの基本的な使い方については、こちらの動画でも詳しく紹介しています。

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