Amazonプライム会員なら、Amazon Photosで写真をフル解像度のまま容量無制限で保存できます。
Prime Videoや配送特典は使っていても、「Amazon Photosは使ったことがない」という人もいるのではないでしょうか。
この記事では、Amazon Photosの容量や特徴から、ブラウザ版・スマホアプリ版・デスクトップアプリ版の使い方、Prime会員をやめた場合の注意点までまとめて紹介します。
また、実際にAmazon Photosを試して感じたメリット・気になった点についても紹介します。
※この記事は、もともと上のYouTube動画を記事化したものですが、その後の仕様変更などにあわせて内容を更新しています。 一部のスクリーンショットは動画作成時のものなので、現在のAmazon Photosとは画面や項目名が異なる場合があります。
Amazon Photosとは?
Amazon Photosは、Amazonが提供している写真・動画向けのクラウドストレージサービスです。
スマートフォンやパソコンなどに保存している写真・動画をインターネット上に保存し、 複数の端末から閲覧したり、整理したり、家族や友人と共有したりできます。
特に大きな特徴が、Amazonプライム会員なら写真を容量無制限で保存できることです。
Amazon Photosの保存容量
| 利用者 | 写真 | 動画など |
|---|---|---|
| 通常のAmazonユーザー | 合計5GB | |
| Amazonプライム会員 | 容量無制限 | 5GB |
Amazonプライム会員の場合、写真はフル解像度のまま容量無制限で保存できます。
一方で、動画などに使える容量は5GBなので、 「Prime会員なら写真も動画も全部無制限」というわけではありません。
Prime会員でない場合でも、Amazonアカウントがあれば写真と動画などを合わせて5GBまで利用できます。
Amazon Photosの最大の魅力は、すでにPrime会員なら追加料金なしで、 写真を容量無制限で保存できることだと思います。
Amazon Photosでできること
Amazon Photosは、単に写真を保存するだけのサービスではありません。
- 写真をフル解像度で保存
- スマートフォンの写真を自動保存
- Windows・Macのフォルダーをバックアップ
- ブラウザから写真をアップロード
- アルバムを作成
- 人物・場所・物・日付などから写真を検索
- 写真やアルバムを共有
- ファミリーフォルダで家族や友人と写真を共有
- お気に入りや非表示などで写真を整理
- Fire TVやEcho Showなど対応するAmazonデバイスで写真を表示
そもそもフォトストレージとは?
フォトストレージを簡単に説明すると、 写真や動画をインターネット上に保存しておくデジタルな倉庫のようなものです。
スマートフォン本体だけではなくAmazon Photosにも保存しておけば、 同じAmazonアカウントでログインしたパソコンやタブレットなどから写真を見ることができます。
写真がAmazon Photosに正しく保存されていることを確認したうえで端末内の写真を整理すれば、 スマートフォンの空き容量を増やす用途にも使えます。
ブラウザ版Amazon Photosの使い方
Amazon Photosにログインする
まず、 Amazon Photos公式ページ を開き、Amazonアカウントでログインします。
ログインすると、ブラウザから写真のアップロード・閲覧・整理・共有などができます。
写真をアップロードする
写真を追加するときは、Amazon Photosのアップロード用メニューから 保存したい写真やファイルを選択します。
複数の写真をまとめてアップロードしたり、 フォルダー単位でアップロードしたりすることもできます。
※上の画像は動画作成時の画面です。現在はボタンの場所や名称が変更されている場合があります。
写真を選択・管理する
写真一覧では、写真を選択してダウンロード・共有・アルバムへの追加・削除などの操作ができます。
写真を開いたときの操作
写真を開くと、共有、お気に入りへの追加、写真情報の確認など、 その写真に対する操作ができます。
Amazon Photosの写真整理・検索機能
写真を検索する
Amazon Photosでは、画像認識機能を利用して、 写真を人物・場所・物・日付などから検索できます。
たくさんの写真を保存している場合でも、 「海」「車」など写真に写っているものを手がかりに目的の写真を探せるのは便利です。
画像認識に関する機能は設定によって無効にできるものもあるため、 利用するかどうかはAmazon Photosの設定を確認してください。
アルバム
アルバムを使えば、旅行・行事・趣味など好きなテーマごとに写真をまとめられます。
写真を見返しやすくなるだけでなく、 アルバムや写真を他の人と共有するときにも便利です。
思い出
過去に撮影した写真などをまとめて表示し、 昔の写真を振り返るための機能もあります。
人物
人物のグループ化を利用すると、 同じ人物が写っている写真をまとめて探しやすくできます。
場所
位置情報が含まれている写真などは、 場所を利用して探せる場合があります。
お気に入り
よく見る写真や特に残しておきたい写真は、お気に入りに登録できます。
非表示
写真一覧に通常表示したくない写真は、非表示にできます。
ゴミ箱
Amazon Photosで削除した写真や動画はゴミ箱に移動します。 現在のAmazonの案内では、ゴミ箱に移動したアイテムは90日後に完全削除されます。
間違えて削除した場合は、完全に削除される前にゴミ箱から復元してください。
ファミリーフォルダで写真を共有する
Amazon Photosには、家族や友人と写真や動画をまとめて共有できる ファミリーフォルダ(Family Vault)があります。
Prime会員本人に加えて最大5人を招待でき、 合計最大6人で利用できます。
それぞれが自分のAmazonアカウントを利用しながら、 ファミリーフォルダへ追加した写真や動画を共有できます。
旅行やイベント、家族の写真などを複数人で共有したいときに使いやすい機能です。
スマホアプリ版Amazon Photosの使い方
Amazon Photosアプリをインストールする
Amazon PhotosアプリはAndroidとiPhoneの両方で利用できます。
アプリをインストールしてAmazonアカウントでログインすると利用できます。
写真を自動保存する
スマホアプリでは、カメラロールにある写真をAmazon Photosへ 自動保存(Auto-Save)できます。
写真を撮るたびに手動でアップロードする必要がなくなるため、 Amazon Photosを継続的な写真保存先として利用したい人には便利です。
なお、筆者は後ほど紹介する理由から自動保存を長期間運用していないため、 この記事では自動バックアップを長期利用した場合の使用感までは評価していません。
写真を手動でアップロードする
自動保存を利用せず、必要な写真だけを選択して手動でアップロードすることもできます。
アプリの画面構成はアップデートで変更されることがあるため、 現在のアプリ内にあるアップロード関連のメニューを確認してください。
写真を見る・共有する
保存した写真を開くと、お気に入りへの登録、共有、削除、 写真情報の確認などの操作ができます。
検索やアルバムなども利用できるため、 スマートフォンだけでも写真の閲覧・整理・共有まで一通り行えます。
デスクトップアプリ版Amazon Photosの使い方
Windows・Macでは、Amazon Photosのデスクトップアプリも利用できます。
デスクトップアプリは、ブラウザ版のように写真を眺めることよりも、 パソコンに保存している写真やフォルダーをAmazon Photosへバックアップする用途 が中心です。
デスクトップアプリをインストールする
Amazon Photos公式ページからデスクトップアプリをダウンロードし、 インストール後にAmazonアカウントでログインします。
フォルダーをバックアップする
デスクトップアプリでは、バックアップしたいフォルダーを指定できます。
写真を大量にパソコンへ保存している場合は、 ブラウザから1枚ずつアップロードするより便利です。
個別にアップロード・ダウンロードする
必要に応じてファイルをアップロードしたり、 Amazon Photosに保存しているデータをダウンロードしたりできます。
バックアップを一時停止する
バックアップ処理を一時的に止めたい場合は、一時停止することもできます。
【重要】Amazon Photosを使うときの注意点
Prime会員でも動画は容量無制限ではない
一番注意したいのが、写真と動画では容量の扱いが違うことです。
Prime会員なら写真は容量無制限ですが、 動画などに利用できる容量は5GBです。
動画を大量に保存するサービスとして使う場合は、 5GBを超えないか確認する必要があります。
Prime会員をやめると写真無制限ではなくなる
Amazonプライムを退会してPrime会員期間が終了すると、 Prime特典として利用していた写真の容量無制限ストレージは利用できなくなります。
通常のAmazonユーザーが利用できる容量は5GBなので、 Prime会員中に大量の写真を保存していた場合は容量超過になる可能性があります。
容量超過になると、新しいファイルのアップロードや同期、共有などができなくなります。 一方で、保存しているファイルへのアクセスやダウンロードなどは可能です。
Amazonの現在のファイル保持ポリシーでは、 容量超過の状態が180日続くと、容量内に収まるまでファイルが削除される可能性があります。
削除は最近アップロードされたファイルから行われると案内されており、 削除前にはAmazonから通知されます。
Prime会員をやめる予定がある場合は、 Amazon Photosに保存している容量を必ず確認しましょう。
5GBを超えている場合は、必要なデータを別の場所へ保存する、 不要なデータを削除する、追加ストレージを契約するなどの対応が必要です。
追加ストレージも利用できる
動画などで5GBを超える容量が必要な場合は、有料の追加ストレージも用意されています。
2026年9月にAmazon.co.jpのAmazon Photos公式ページで確認したところ、 100GBは月額250円、1TBは月額1,300円と案内されています。
| 容量 | 料金 | 1080p動画の保存目安 |
|---|---|---|
| 5GB | 無料 | ― |
| 100GB | 月額250円 | 約14時間 |
| 1TB | 月額1,300円 | 約140時間 |
料金やプランは今後変更される可能性があるため、 契約する場合はAmazon Photos上で最新の料金を確認してください。
Amazon Photosに保存すると画質は落ちる?
Amazonは、Prime会員向けのAmazon Photosについて 写真をフル解像度で保存できると案内しています。
以前、視聴者の方から 「スマートフォンからAmazon Photosにアップロードすると画質が落ちているように見える」 という意見をいただいたため、実際に確認してみました。
確認した方法は次のとおりです。
- スマートフォンから画像をAmazon Photosへアップロードする
- パソコンからその画像をダウンロードする
- 元の画像と比較する
私が確認した環境では、ダウンロードした画像について 明確な画質劣化は確認できませんでした。
Amazon Photos上で写真を表示したときのプレビューと、 実際に保存されている元データの見え方が同じとは限りません。 画質が気になる場合は、ファイルを一度ダウンロードして元の画像と比較すると分かりやすいです。
実際にAmazon Photosを使って感じたこと
この動画を作成したときは、Amazonプライムの無料体験期間中にAmazon Photosを試していました。
その時点でPrime会員を継続せず退会する予定だったため、 写真の自動バックアップなどを長期間運用する使い方はしていません。
そのため、ここでは長期的なバックアップサービスとしての評価ではなく、 実際に一通り機能を試して感じた使用感を紹介します。
良かったところ:Prime会員なら写真が容量無制限
一番魅力的だと感じたのは、やはり Prime会員なら追加料金なしで写真を容量無制限で保存できることです。
Amazonプライムには配送特典やPrime Videoなどさまざまな特典がありますが、 すでにPrime会員になっている人ならAmazon Photosを使うための追加料金は必要ありません。
大量の写真を保存する人にとって、 Prime会員特典のひとつとして写真容量無制限が付いているのはかなり魅力的だと感じました。
追加料金なしのサービスとしては機能がかなり多い
実際に触ってみると、単に写真を保存するだけではなく、 アルバム、共有、人物や場所などを使った整理・検索、 ファミリーフォルダなど、かなり多くの機能が用意されています。
Prime会員が追加料金なしで使えるサービスとして考えると、 十分すぎるくらい機能がそろっている印象でした。
ブラウザ版・スマホ版は比較的使いやすかった
ブラウザ版やスマートフォン版については、 短期間使った範囲では比較的分かりやすく、使いやすいと感じました。
Amazon Photosを初めて使う人でも、 写真を見る、アップロードする、整理するといった基本操作なら比較的理解しやすいと思います。
気になったところ:デスクトップアプリは少し分かりにくい
一方で、個人的に分かりにくいと感じたのがデスクトップアプリです。
ブラウザ版やスマホ版とは役割が少し違い、 パソコン内のフォルダーをバックアップする用途が中心になっているため、 最初は「どこで何をすればいいのか」が少し分かりにくく感じました。
写真を見るだけなら、個人的にはブラウザ版の方が分かりやすかったです。
他サービスとの連携は物足りなく感じた
もうひとつ気になったのが、他のサービスとの連携です。
Fire TVやEcho ShowなどAmazonのサービス・デバイスとの連携はありますが、 私が試した範囲では、Amazon以外のさまざまなサービスと組み合わせて活用するような使い方は あまり多くない印象でした。
他サービスとの連携を重視する人には物足りなく感じる可能性がありますが、 写真の保存・整理・共有をAmazon Photosの中で完結させたい人には 十分使いやすいサービスだと思います。
短期間使った感想
私自身はPrime会員を継続する予定がなかったため本格的なバックアップ先にはしませんでしたが、 すでにPrime会員なら「使わないのは少しもったいない」と感じるサービスでした。
特に写真をたくさん撮る人なら、 Prime会員特典として追加料金なしで写真容量無制限を利用できるメリットは大きいと思います。
コラム:Amazon Photosは意外と使われていなかった?
この動画のサムネイルでは、 「87.4%が利用していない」という数字を使用していました。
この数字は、Appliv TOPICSが2023年6月に実施したAmazonプライムに関するアンケートをもとにしたものです。
当時の調査では、Amazonプライムに現在加入している人のうち、 Amazon Photosを日常的に利用している人の割合が12.60%と紹介されていました。
その反対となる87.4%から、 動画のサムネイルでは「87.4%が利用していない」と表現していました。
→ 日本ネット経済新聞:Amazonプライムに関する2023年の調査
個人的には、実際に試してみるまで 「Prime会員なら写真を容量無制限で保存できる」という特典をあまり意識していませんでした。
Prime Videoや配送特典と比べると目立ちにくいサービスですが、 写真を多く保存する人にとってはかなり実用的なPrime特典だと思います。
Amazon Photosはどんな人に向いている?
Amazon Photosは、特に次のような人と相性がいいと思います。
- すでにAmazonプライム会員になっている人
- スマートフォンなどで大量の写真を撮る人
- 写真をフル解像度で保存したい人
- 写真の保存容量をできるだけ気にしたくない人
- スマホ・パソコンなど複数の端末から写真を見たい人
- 家族や友人と写真を共有したい人
- Amazon Photos内でシンプルに写真を管理したい人
逆に、動画を大量に保存したい場合はPrime会員でも5GBという制限があります。
また、他社サービスとの幅広い連携を重視する場合は、 自分の使い方に合っているか一度試してから決めた方がいいでしょう。
まとめ
Amazon Photosは、Amazonが提供する写真・動画向けのクラウドストレージサービスです。
特にAmazonプライム会員なら、 フル解像度の写真を容量無制限で保存できるのが大きな特徴です。
- 通常のAmazonユーザーは写真・動画などを合計5GBまで利用できる
- Prime会員は写真を容量無制限で保存できる
- Prime会員でも動画などは5GB
- スマホから写真を自動保存できる
- Windows・Macのフォルダーもバックアップできる
- 人物・場所・物・日付などから写真を検索できる
- アルバムやファミリーフォルダで写真を共有できる
私が実際に試した範囲では、ブラウザ版やスマホ版は比較的使いやすく、 Prime会員向けの追加料金なしのサービスとしては機能もかなり充実していると感じました。
一方で、デスクトップアプリは少し分かりにくく、 他サービスとの幅広い連携を求める人には物足りない部分もあると思います。
それでも、すでにAmazonプライムを利用している人なら、 Prime Videoや配送特典だけでなく、Amazon Photosも一度試してみる価値は十分あると思います。
Amazon Photosの仕様や料金は今後変更される可能性があります。 利用する際はAmazon公式サイトでも最新情報を確認してください。
動画でもAmazon Photosの使い方を解説しています
実際の画面を見ながら確認したい場合は、こちらの動画も参考にしてください。 動画は公開当時のAmazon Photosを使用しているため、現在とは画面が異なる部分があります。

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